2005年(H17年)9月に 初めてレイノーが出てからというもの
レイノーのみならず あらゆる異常事態が私の体に起こっていくことになる。
まずは 体のだるさと 尋常ではない筋肉痛。
なんか 最近疲れやすいなぁ とは感じていたが
仕事が忙しいからかな くらいにしか思っていなかった。
そんな10月のある日の朝 顔を洗おうとすると・・・
腕が上がらない。
激しい筋肉痛のような症状で 手が顔の位置まで
持ち上がらないのだ。
ひさびさにボーリングに行った次の日でさえ
こんな症状が起きたことはない。
筋炎の症状が はっきりと出始めた頃だ。
昨年までは 普通のパート社員だったので
該当しなかったのだが
4月から チーフという立場になり
会社の一泊での研修旅行に行く事になっていた。
体は もうすでに かなりキツイ状態だったが
全国チーフ会議なるものもあり
ほぼ全員が出席・・・欠席できる雰囲気に無かった。
そんな旅先でも 病魔は 私の体を着々と蝕んでいく。
その頃は 筋肉痛に加え 足首や膝にも痛みが出てきていた。
足の痛みは その年の3月におこなった
右足の抜針術(抜針術とは 骨折の治療の際に
骨に埋め込んだプレートなどを抜く手術)の
術後の痛みとは また別の痛みのような・・・
普段は 車での移動なのだが 研修旅行は新幹線での移動。
行きの乗り継ぎ中には すでに
びっこを引かなければ歩けないアリサマ。
いっしょに行った仲間のチーフが 心配してくれ
夜には 両足をマッサージしてくれた。
こんな状態になってもなお 『病院に行く』 という
選択肢が無かった自分の愚かさが 今も恨めしい。
すべて いそがしさのせいにしていたのだ。
当時の私は 家電量販店などを中心に
自社の商品の補充や 販促物の展示
新製品の紹介などをしていく いわゆる
ラウンダーという仕事をしていた。
入社5年目で チーフになったばかりの年に加え
秋から年末にかけてが 一番の稼ぎ時。
研修旅行から帰っても 残業の日々が続いた。
体調は ますます悪化していく一方で
毎日 栄養ドリンクを飲まなければ
仕事に出られないという状態の中。
ある朝 起きて 目を開けると ・・・
物が二重に見え 焦点が定まらないのだ。
5分くらいして やっとまともに見えるようになる。
それに加えて 歩いているとゆらゆらする
めまいのような症状も。
そんな 非常事態が続いてもなおも
病院に行かなかった理由が ほかにあるとすれば
11月の始めに 会社の健康診断が控えていたから。
なにかあれば ひっかかるだろう
その程度に考えて 不安感に蓋をしていたのだ。
自分の体に なにかが起こっている。
気づかなかったわけではない。
考えたくなかったのだ。
人一倍 心配症な自分が
もしかしたらなにかの病気かもしれない。
そんなこと 考えたくもなかった。
そして 私の人生を すっかり変えてしまうこととなる
運命の 健康診断の結果が出ることになるのだ。
長くなってしまったので 続きは またのちほど。
いつになく シリアスタッチにお送りしました!( ̄ー ̄)
お付き合いしてくれた すべての皆さんに幸あれ
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